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DPA回転翼3級|取り方・費用20万円・国家資格との違い【2026】

DPA認定『ドローン操縦士回転翼3級』の取得方法・費用(受講料20万円・申請2.5万円・更新1.2万円)・国家資格との違いを完全解説。2025年12月の制度変更後の活用法も2026年版で紹介。

ドローンライセンススクール 記事編集部読了 約10
📚 GUIDEこの記事は「ドローン国家資格 完全ガイド」の一部です

ANSWER / 結論

DPA回転翼3級は一般社団法人ドローン操縦士協会(DPA)の民間資格。15歳以上から受験可能で、国家資格(16歳以上)より早く始められる。

📝 この記事の要点

  • 費用は受講約20万円+資格申請2.5万円+証明書発行1.2万円=初期約23.7万円。2年ごとに更新料1.2万円。
  • 2025年12月18日に民間資格の飛行許可申請優遇措置が廃止。業務利用では二等国家資格との併用が必要。
  • 最大のメリットは国家資格の経験者コース受講資格。DPA取得後に二等経験者コース(約10万円)を受ければ合計約33万円で国家資格まで到達できる。

📊 重要な数字とデータ

発行団体一般社団法人ドローン操縦士協会(DPA)(出典: DPA
制度開始2017年6月(国土交通省登録管理団体認定)(出典: 国土交通省
受験可能年齢15歳以上(国家資格は16歳以上)(出典: DPA
受講料相場約20万円(出典: DPA認定校
資格申請+証明書発行37,000円(25,000円+12,000円)(出典: DPA
更新料12,000円/2年(出典: DPA
2025年12月制度変更民間資格の飛行許可申請優遇措置が廃止(出典: 国土交通省
目次

「DPA回転翼3級は取る価値があるのか」「国家資格と何が違うのか」——本記事では費用・取得手順・国家資格との比較の3軸で整理します。2025年12月の制度変更後の実務的な位置づけを理解してから取得を判断してください。

DPA回転翼3級の基本情報

DPA回転翼3級は、一般社団法人ドローン操縦士協会(DPA)が発行する民間認定資格です。2017年6月に国土交通省登録管理団体として認定され、業界での認知度は主要民間資格の中でも高い部類に入ります。

項目内容
正式名称ドローン操縦士回転翼3級
発行団体一般社団法人ドローン操縦士協会(DPA)
受験年齢15歳以上
視力要件両眼0.7以上・片目0.3以上(矯正可)
色覚要件赤・青・黄の識別
有効期間2年
受験前提10時間以上の飛行経験+安全運航管理基礎講座修了

国家資格との比較

2025年12月18日の制度変更以降、民間資格の実務的なメリットは変化しました。現在の状況を正確に理解してから取得を判断することが重要です。

項目DPA回転翼3級国家資格(二等)国家資格(一等)
区分民間資格国家資格国家資格
受験年齢15歳以上16歳以上16歳以上
飛行許可申請の簡略化なし(2025年12月以降)ありあり
レベル4飛行不可不可可能
有効期間2年3年3年
受講料相場約20万円30〜35万円(初学者)70〜100万円(初学者)
保険DPA総合保険自動付帯別途加入別途加入

重要: 2025年12月以降、民間資格での飛行許可申請の優遇措置は廃止されています。業務でカテゴリーII飛行の申請を行う場合、DPA回転翼3級単独では手続きの簡略化が受けられません。二等以上の国家資格との併用が必要です。

費用の内訳

項目費用
受講料(DPA認定校)約200,000円
資格申請費25,000円
証明書発行費12,000円
初期費用合計約237,000円
2年後の更新料12,000円

DPA認定校によって受講料は前後しますが、全国的に20万円前後が相場です。

取得手順

STEP 1:DPA認定校を選ぶ

DPA認定校で受講が必須です。最寄りの認定校を選んでください。スクール選びの判断基準は屋外実技の有無・少人数制の度合い・講師の資格水準です。

STEP 2:オンライン安全運航管理基礎講座を受講

DPA指定のオンライン講座(受講料5,000〜10,000円程度)を受講・修了します。受験前の必須条件です。

STEP 3:学科・実技講習(約3〜4日)

学科(座学6時間)・基本操縦(実技6時間)・応用操縦(実技6時間)のカリキュラムで10時間以上の飛行経験を積みます。

試験科目:

区分主な内容
学科機体構造・航空法・気象・TEM/SRM/CRM
実技ホバリング・8の字飛行・緊急時操作・ATTIモード操縦

STEP 4:DPAへの登録手続き

試験合格後、DPA公式サイトで登録手続き。資格申請費(25,000円)と証明書発行費(12,000円)を支払います。証明書発行は通常約1ヶ月後です。

DPA回転翼3級の実務上のメリット

2025年12月の制度変更後も有効なメリットを整理します。

メリット1:国家資格(二等)の経験者コース受講資格

最大のメリットです。DPA回転翼3級保有者は登録講習機関での「経験者コース」受講資格を得られます。

比較コース費用目安
DPA後に二等経験者コース約20万円 → 約10万円合計約33万円
直接二等初学者コース約32〜35万円

金額の差は小さいですが、DPA取得中に飛行時間10時間以上を蓄積できるため、国家資格の実技訓練が短縮されます。

メリット2:DPA総合保険の自動付帯

DPA技能会員には、ドローン操縦中の第三者賠償・機体損害・操縦者傷害をカバーする総合保険が自動付帯します。趣味利用であれば別途保険加入の必要がありません。

メリット3:15歳から受験可能

国家資格は16歳以上が受験条件のため、15歳でドローン操縦を始めたい場合は現時点でDPA回転翼3級が唯一の選択肢です。

メリット4:DPA会員特典

  • 飛行許可申請代行サービスの割引(ただし優遇措置廃止後は代行費用が発生)
  • DPA動画コンテンツサービス無料視聴
  • 機体レンタルサービスの会員価格利用

取得すべき人・すべきでない人

DPA回転翼3級が適している人

  • 15歳でドローン操縦を始めたい方
  • 国家資格の前段階として飛行経験を積みたい方
  • 趣味でのドローン利用が主な目的の方
  • DPAの保険・特典を活用したい方

国家資格(二等)を直接取得すべき人

  • 業務利用(空撮・点検・測量等)が主な目的の方
  • 費用をできるだけ抑えたい方(直接二等の費用と大差がない)
  • 自治体・法人向け案件を取りたい方
  • 申請手続きの簡略化を業務で使いたい方

業務利用が明確な場合、二等国家資格を直接取得する方が費用対効果の面で合理的です。

2026年における位置づけ

2025年12月の制度変更以降、DPA回転翼3級の位置づけは「業務での申請優遇がある資格」から「国家資格取得のための入口資格」に変化しました。

現在も有効な役割:

役割詳細
国家資格への前段階経験者コース受講資格・飛行経験10時間以上の蓄積
15歳からの入口国家資格より1年早くスタートできる
趣味利用の証明DPA総合保険付帯・認知度の高い認定証
業界認知度国土交通省登録管理団体の認定資格として一定の信頼性

業務利用を目指すなら、DPA取得後に速やかに二等国家資格の経験者コースを受講するルートが現実的です。

ドローン免許センターについて

ドローン免許センターでは、民間資格の入門に最適なFREEBIRD認定操縦士コース(¥198,000・2日間)を提供しています。FREEBIRD認定も国家資格の経験者コース受講資格として使えるため、コストパフォーマンスが高い選択肢です。

国家資格への移行では二等国家資格コース(経験者)(¥98,000〜)で最短ルートをカバーします。国土交通省登録講習機関(Office Code 89)、検定審査員直接指導、完全屋外実技訓練、少人数制で運営しています。

FREEBIRD認定コースの詳細 → 二等国家資格コース → 無料相談・問い合わせ →

よくある質問

Q1. DPA回転翼3級を取れば仕事で使えますか?

カテゴリーII飛行への対応は制度上可能ですが、2025年12月以降は飛行許可申請の簡略化が受けられません。業務での申請効率を上げるには二等国家資格との併用が必要です。趣味利用なら単独でも十分です。

Q2. 国家資格の実地試験は免除されますか?

DPA回転翼3級の保有自体では実地試験は免除されません。ただし登録講習機関(DSLなど)の経験者コースを修了すれば、修了審査の合格で実地試験が免除されます。

Q3. DPAとFREEBIRDはどちらがいいですか?

国家資格の経験者コース受講資格という点では同等です。DPAは認知度と実技時間(3〜4日)が高め、FREEBIRDは費用(約20万円)と期間(2日)でDSLの場合は効率的です。業界での活用目的・予算に合わせて選んでください。

Q4. 15歳で受験できますか?

はい。DPA回転翼3級は15歳以上から受験可能です。国家資格は16歳以上が条件のため、15歳でのドローン資格取得はDPA回転翼3級が現時点で唯一の選択肢です。

Q5. 更新を忘れた場合はどうなりますか?

有効期限が切れると資格が失効します。再取得には新規取得と同様の手続きが必要なため、有効期限の3ヶ月前から更新手続きを始めることを推奨します。

Q6. 民間資格は今後廃止される可能性はありますか?

制度上の廃止予定は現時点でありません。ただし2025年12月の申請優遇廃止のように、取り巻く制度は変化します。最新情報はDPA公式サイトおよび国土交通省の案内を確認してください。

Q7. DPA以外の民間資格と組み合わせることはできますか?

国家資格の経験者コース受講資格はDPA・JUIDA・FREEBIRDなど複数の民間資格で認められています(登録講習機関により対応範囲が異なる)。複数取得する実益は薄いため、1つに絞って国家資格取得を目指すのが効率的です。

Q8. DPA回転翼3級を取得してから二等まで取得する総費用は?

DPA回転翼3級(約23.7万円)+二等国家資格経験者コース(約11.5万円)=合計約35.2万円が目安です。初学者で直接二等を取得する場合(約32万円)とほぼ変わりませんが、DPA取得の過程で10時間以上の飛行実績を積みながら国家資格に進めるため、実技の定着という実務的メリットがあります。

主要民間資格の比較表

DPAを他の主要民間資格と比較してどれを選ぶか判断するための参考にしてください。

比較項目DPA回転翼3級FREEBIRD認定操縦士JUIDA操縦技能証明証
発行団体ドローン操縦士協会FREEBIRD認定機関日本UAS産業振興協議会
受験年齢15歳以上16歳以上特段の制限なし
受講日数3〜4日2日4〜5日
費用目安約23.7万円約19.8万円(DSL)約30万円前後
有効期限2年スクール規定による2年
付帯保険DPA総合保険自動付帯なし(別途加入必要)JUIDA保険に加入可
国家資格経験者コース対応(多数のスクール)対応(多数のスクール)対応(多数のスクール)
申請優遇(2025年12月以降)なしなしなし

選択の基準

  • 費用重視・最短で国家資格取得:FREEBIRDが2日間・約20万円で最も短期間
  • 保険を含めた総合的な充実度:DPAが自動付帯保険を含め実用的
  • 15歳から始めたい:DPAのみが対応(他は16歳以上)
  • 産業利用の業界認知度:JUIDAがインフラ点検・農業分野で認知度が高め

DPAを活かした国家資格取得ロードマップ

DPA取得後に二等国家資格まで最短で取得するための推奨ロードマップです。

期間内容費用
1〜2週目DPA認定校でオンライン基礎講座受講5,000〜10,000円
3〜6週目DPA学科・実技講習(3〜4日)約19万円
7週目DPA試験・合格・登録(申請費)37,000円
8〜9週目DIPS2.0で技能証明申請者番号を取得無料
10〜11週目二等国家資格経験者コース申込・学科オンライン受講受講料の一部
12〜13週目実技2日間・修了審査約98,000円〜(DSL)
14週目学科CBT試験・身体検査約14,000円
15〜20週目技能証明書交付申請・受取3,000円
合計DPAから二等国家資格まで約4〜5か月約35万円

DPA認定資格の業務活用と費用対効果

DPA取得後の主要活用シーン

活用シーンDPAでの対応可否国家資格との違い
農薬散布(カテゴリーII)2025年12月以降は国家資格が必須申請優遇なし(同等手続き必要)
空撮・コンテンツ制作飛行許可申請の範囲内で可能国家資格保有者と同等の申請義務
測量・点検補助可能(現場要件次第)発注者が資格要件を指定する場合あり
フリーランス受注可能(クライアント要件を確認)国家資格指定の案件は対応不可
屋内設備点検(工場・倉庫)可能(航空法の規制外)国家資格は屋外飛行が対象

2025年12月18日の改正以降、農薬散布をはじめとする業務利用では国家資格が標準となったため、DPA単独での業務展開は限定的になりました。DPAを国家資格取得への橋渡しとして活用するのが現在最も合理的です。

DPA取得者のケーススタディ

事例1:映像制作フリーランス(東京・30代)

DPAを約19万円で取得後、6か月間で撮影実績を積み、FREEBIRD経験者コース(約10万円)で二等国家資格を取得。DPA取得期間中は「個人空撮案件」でポートフォリオ動画40本を制作し、SNSフォロワーを8,500人獲得。国家資格取得後は案件単価が1件5〜10万円(DPA当時は1〜3万円)に上昇。初年度の年収は前年比190万円増加した。

事例2:工場の品質管理担当(愛知県・40代)

工場内の設備点検(屋内・屋根裏・天井スペース)用にDPAを取得。屋内飛行は航空法の規制外のため、国家資格なしでも業務利用できる点を活かした。DPAの保険(総合保険自動付帯)を活用して工場設備への物損リスクをカバー。1件あたり外部業者への委託費20〜30万円を削減し、年間6回の定期点検で合計120〜180万円のコスト削減効果を達成した。

事例3:農業法人の後継者(北陸・20代)

15歳から農業に関わっていたため、年齢制限15歳以上のDPA(JUIDAは16歳以上)を高校在学中に取得。農地での飛行実績を積み、卒農後すぐに二等国家資格経験者コース(最短2日)を受講して合格。同世代の競合他社より2〜3年早く農薬散布ドローンを内製化し、近隣農家からの受託散布で初年度の年間売上30万円を達成した。

よくある質問(追加)

Q7. DPAと国家資格は同時進行で取得できますか?

可能です。DPAを取得してから国家資格経験者コース(最短2日)を受講する流れが最もコストが低くなります。DPAと国家資格の学科内容は約60%重複しているため、DPAで基礎を固めることで国家資格学科CBTの合格率が上がります。経験者コース適用要件(操縦経験10時間以上)を満たすことを受講前に確認してください。

Q8. DPAの保険(自動付帯)はどこまでカバーしますか?

DPA総合保険は対人賠償1億円・対物賠償1,000万円・捜索救助費用補償が基本カバーとされています。農薬散布・業務利用での物件損害(作物・機器等)は補償対象外になるケースがあるため、業務内容に応じた追加保険の検討が必要です。最新の補償内容はDPA公式の会員向けページで確認してください。

Q9. DPA認定が失効した場合の再取得は?

有効期間2年を過ぎて失効した場合は、再受講・再試験が必要になります。有効期限の3か月前には確認し、更新手続きを進めてください。早期更新割引が設けられている場合もあります。なお、国家資格はDPAとは別の更新手続きが必要です。

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執筆: ドローンライセンススクール 記事編集部 (ドローン免許センター 公式ブログ編集チーム)

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