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国家資格解説

ドローン国家資格『一等』と『二等』の違いを徹底比較【2026年版】完全保存版

ドローンの国家資格『一等無人航空機操縦士』と『二等無人航空機操縦士』の違いを、できる飛行・取得費用・難易度・キャリアの4軸で完全比較。どちらを選べば良いか、検定審査員が業界視点で解説します。

ドローンライセンススクール 記事編集部

📝 この記事の要点

  • 一等資格は『カテゴリーIII(有人地帯目視外)』飛行が可能で、二等は許可申請が大幅に簡略化される国家資格
  • 業務利用なら二等から始め、配送・点検プロを目指すなら一等が必要
  • 費用目安は二等30万円〜・一等70万円〜、期間は二等2〜4日・一等は実技15時間〜
  • 2025年12月の制度変更で民間資格の優遇措置が廃止されたため、業務利用では国家資格が事実上必須に

キーファクト

二等で可能なこと特定飛行の許可申請が大幅に簡略化、実地試験免除
一等で可能なこと有人地帯上空の目視外飛行(カテゴリーIII/レベル4)
二等の最短取得日数2日(経験者)/4日(初学者)
一等の最短取得時間実技15時間〜(経験により変動)
受講料目安二等30万円〜/一等70万円〜
管轄国土交通省航空局(出典: 国土交通省
資格の有効期限3年(更新時に身体検査が必要)

ドローンを業務で使いたい、本格的な空撮にチャレンジしたい——そう考えたとき必ず直面するのが「一等と二等、どちらの国家資格を取ればいいのか?」という問いです。本記事では、DSLドローンスクールの国家資格検定審査員が現場視点で、できる飛行・費用・難易度・キャリアの4軸で完全比較します。

ドローン国家資格は2022年12月5日施行の改正航空法で創設された、まだ歴史の浅い制度です。一等と二等で何ができて何ができないのか、どちらを選べば自分の目的に合うのか、明確な情報源が少ないため迷う方が多いのも実情です。本記事を読み終える頃には、ご自身に最適な選択が見えるはずです。なお二等を選ぶと決めている方は、試験本体の中身(学科50問・実地100点減点方式・身体検査)を解説した二等無人航空機操縦士 試験内容|学科50問・実地100点減点方式を完全解説もあわせてご覧ください。

一等と二等は何が違うのか:制度の根本的な違い

二等無人航空機操縦士とは、特定飛行(人口集中地区、夜間、目視外、25kg超など)の許可・承認手続きが大幅に簡略化される国家資格です。一等無人航空機操縦士は、これに加えて「カテゴリーIII飛行(有人地帯上空での目視外飛行)」が可能になる最上位資格です。

つまり、街中の上空をドローンで配送する、住宅地で太陽光パネルを点検する、といった用途は一等資格が必要です。

制度上の位置づけ

| 項目 | 一等無人航空機操縦士 | 二等無人航空機操縦士 | |---|---|---| | 制度開始 | 2022年12月5日 | 2022年12月5日 | | 法的根拠 | 改正航空法 | 改正航空法 | | 公的位置づけ | 最上位ライセンス | 標準ライセンス | | 取得難易度 | 高 | 中 | | 想定対象 | 物流・点検プロ | 業務利用全般 |

カテゴリー区分の違い

ドローン飛行はリスクの低い順にカテゴリーI〜IIIに分類されます。資格によって対応できるカテゴリーが異なります。

| カテゴリー | 内容 | 二等で対応 | 一等で対応 | |---|---|---|---| | カテゴリーI | 特定飛行に該当しない飛行 | ○ | ○ | | カテゴリーII | 特定飛行のうち、第三者上空を飛行しない | ○(簡略化) | ○(簡略化) | | カテゴリーIII | 特定飛行のうち、第三者上空で特定飛行を行う | ✕ | ○ |

カテゴリーIIIは最高難度で、レベル4飛行(有人地帯上空での目視外飛行)を含みます。事故時の人的被害リスクが極めて高いため、一等資格と第一種機体認証、運航ルール遵守の3要件すべてを満たす必要があります。

取得費用と期間の徹底比較

| 項目 | 一等 | 二等 | |---|---|---| | 受講料目安(初学者) | 70〜100万円 | 30〜35万円 | | 受講料目安(経験者) | 40〜60万円 | 10〜18万円 | | 学科講習時間 | 18時間〜 | 10時間〜 | | 実技講習時間 | 50時間〜 | 10時間〜 | | 試験合格率 | 約60%〜 | 約90%(経験者) | | 学科試験受験料 | 9,900円 | 8,800円 | | 学科試験問題数 | 70問 | 50問 | | 学科試験時間 | 75分 | 30分 | | 実地試験(基本) | 22,200円 | 20,400円 | | 身体検査(書類) | 5,200円 | 5,200円 | | 新規申請手数料 | 3,000円 | 3,000円 | | 登録免許税 | 3,000円 | 不要 | | 総費用目安(初学者) | 約80〜110万円 | 約32〜37万円 | | 総費用目安(経験者) | 約45〜65万円 | 約12〜20万円 |

二等は経験者なら最短2日、初学者でも4日程度で取得可能です。一等は実技時間が長く、二等資格保有者でも実技15時間以上が必要となります。

一等資格の費用が高い理由

一等の費用が二等の約2〜3倍になる主な理由は以下の通りです。

  1. 実技時間が約3倍:一等は50時間以上の実技訓練が標準
  2. 講師の質:一等資格指導は検定審査員レベルが必須
  3. 使用機材のグレード:上位機体(DJI Matrice等)の使用
  4. 修了審査の難易度:採点項目が二等より細かく、再受講リスクも考慮した費用設定
  5. 登録免許税の追加:一等のみ3,000円が交付時にかかる

取得方法:登録講習機関 vs 一発試験

国家資格は2つのルートで取得できます。一等・二等いずれも同じルートが選択可能です。DIPS登録から技能証明書交付までの全7ステップはドローン国家資格の取り方|申込から取得まで7ステップ完全ガイドで解説しています。

ルートA:登録講習機関で受講(推奨)

国土交通省の登録講習機関(ドローンスクール)で学科+実技を修了し、学科CBT試験に合格すれば技能証明発行。実地試験が免除されます。

メリット

  • 実地試験免除
  • プロの指導
  • 模擬問題による学科対策
  • 機材・練習場が用意されている
  • 合格率が高い

デメリット

  • 受講料が高額(特に一等)
  • スクールへ通学する時間が必要

ルートB:一発試験(独学)

スクールに通わず指定試験機関(日本海事協会)で学科・実地・身体検査を受験する方法です。

メリット

  • 受験料のみで済む(数万円)
  • 自分のペースで学習可能

デメリット

  • 合格率が極めて低い(一等の実地試験は10%以下と推定)
  • 練習機体・場所を自分で確保する必要
  • 試験対策が独力になる
  • 何度も再受験するとトータルでスクールより高くつく

一等の実地試験は採点項目が極めて細かく、独学合格は事実上困難です。確実に取りたいなら登録講習機関のルート一択です。

— 山本 大介(DSLチーフインストラクター・検定審査員)

経験者割引の活用

民間資格保有者や操縦経験10時間以上の方は「経験者コース」が利用できます。経験者コースなら、二等で受講料を約3分の1、一等で約半分に抑えられます。これから始める方は、まず民間資格(FREEBIRD等・約20万円)を取得し、その後経験者コースで二等を取るルートが費用対効果の面で優れています。

飛行レベルの詳細比較

ドローンの飛行レベルは、リスクの低い順にレベル1〜4の5段階(レベル3.5を含む)で分類されます。一等と二等で対応できるレベルが異なります。

| レベル | 内容 | 二等で対応 | 一等で対応 | |---|---|---|---| | レベル1 | 目視内・操縦飛行 | ○ | ○ | | レベル2 | 目視内・自動/自律飛行 | ○ | ○ | | レベル3 | 無人地帯目視外飛行 | ○(簡略化) | ○(簡略化) | | レベル3.5 | 立入管理措置撤廃/2023年12月追加 | ○(要機体認証) | ○(要機体認証) | | レベル4 | 有人地帯目視外飛行 | ✕ | ○ |

レベル4飛行で何ができるか

レベル4飛行は最高難度で、人や住宅がある地域の上空でドローンを目視外で飛行させられます。具体的な活用例:

  • 都市部のドローン配送:医薬品・食料・小荷物の配送
  • インフラ点検:橋梁、送電線、煙突など人の頭上での作業
  • 災害時の物資輸送:救援物資、医療機器の運搬
  • 有人地帯空撮:これまで許可申請に1〜3ヶ月かかっていた都市部撮影が即時実施可能

これらの業務領域は、レベル4解禁により急速に市場拡大が進んでいます。一等資格保有者の市場価値は、今後さらに高まると予測されています。

レベル4飛行の3要件

レベル4を実施するには以下のすべてが必要です。

  1. 一等無人航空機操縦士の保有
  2. 第一種機体認証以上の機体使用
  3. 運航ルール遵守(飛行許可・承認、運航マニュアル、リスク評価書)

レベル4は資格だけ取っても飛ばせません。機体・運航体制の3点セットが揃って初めて成立します。

— 山本 大介(DSL一等技能操縦士)

業務シーン別の選び方

実際に業務でドローンを使う場合、どちらの資格を選べばいいのかをシーン別に整理します。

シーン1:空撮業務(イベント・観光・不動産)

推奨:二等

これらの業務は基本的にカテゴリーII(第三者上空以外)で完結します。二等資格で十分ですし、二等の方が費用対効果が高くなります。

ただし、都心部の有人地帯上空での空撮を狙うなら一等が必要になります。

シーン2:建設業の測量・進捗管理

推奨:二等+限定変更

建設現場は無人地帯または立入管理されたエリアであることが多いため、二等で対応可能です。ただし、夜間や目視外、25kg超の機体を使う場合は限定変更コースの追加取得が必要です。

シーン3:インフラ点検(橋梁・送電線)

推奨:二等または一等

橋梁点検・送電線点検は、点検対象によって有人地帯上空を通過する場合があります。住宅地に近い橋梁などは一等資格が安全策として推奨されます。

シーン4:物流・配送(都市部)

推奨:一等(必須)

都市部の有人地帯上空での目視外配送はレベル4飛行が前提となるため、一等資格が必須です。

シーン5:災害対応・救援活動

推奨:一等

災害対応では予測不能な飛行環境で対応する必要があり、最高レベルの技能が求められます。一等資格が望ましいですが、予算等の制約から二等+限定変更でスタートする自治体も多いです。

シーン6:自治体・大規模法人案件

推奨:一等

公共工事・自治体入札では、入札条件として一等資格が指定されるケースが増えています。長期的な事業展開を考えるなら一等取得を強く推奨します。

シーン7:副業・趣味の延長

推奨:二等または民間資格

副業として始めるなら、まず民間資格でスタートし、業務拡大に応じて二等にステップアップするのが費用面で現実的です。

学科試験の出題範囲と難易度比較

学科試験はCBT方式で、ProMetric運営の全国200か所超の会場で受験します。

共通する出題範囲(5分野)

  1. 無人航空機に関する規則:航空法・特定飛行・許可申請
  2. 運用に関する一般知識:飛行計画・気象・人的要因
  3. 無人航空機のシステム:機体特性・推進系・電源
  4. 無人航空機の操縦者及び運航体制:安全運航・リスク評価
  5. 運航上のリスク管理:事故対応・緊急時操作

一等で追加される範囲

一等試験では、上記5分野に加えて以下が問われます。

  • レベル4飛行特有のリスク管理:有人地帯上空でのリスク評価手法
  • 運航計画策定:複雑な運航シナリオの安全評価
  • 第一種機体認証の知識:機体認証制度の詳細
  • 最新規制動向:法改正・運用ガイドラインの最新情報

試験合格率の比較

| 試験区分 | 二等(登録講習機関修了者) | 一等(登録講習機関修了者) | |---|---|---| | 学科試験 | 約90% | 約75% | | 実地試験 | 免除 | 免除 |

独学(一発試験)の場合、合格率は大きく下がります。

| 試験区分 | 二等(独学) | 一等(独学) | |---|---|---| | 学科試験 | 約60% | 約45% | | 実地試験 | 約30% | 約10%以下 |

実技試験の内容比較

登録講習機関の修了者は実地試験が免除されますが、参考までに試験内容を比較します。

二等実地試験の主な課目

  • ホバリング(GPS/ATTI)
  • 8の字飛行
  • 緊急時操作(強制着陸)
  • 自動操縦解除

一等実地試験の主な課目

  • 二等の全課目
  • ATTIモードでの長時間飛行
  • 高難度ホバリング(厳しい風況下)
  • 目視外飛行訓練(FPV対応)
  • 夜間飛行(限定変更含む場合)
  • 緊急対応シナリオ複数

一等の実地試験は採点項目が二等の約3倍細かく、減点基準も厳格です。これが独学合格率10%以下の主因です。

一等と二等で得られるキャリア・収入の違い

資格取得後のキャリア・収入面でも、一等と二等では大きな違いがあります。

二等保有者のキャリアパス

| パス | 想定年収 | |---|---| | 副業空撮 | +月20〜50万円(追加収入) | | 建設業の社内ドローン担当 | 本業+月3〜10万円の手当 | | フリーランス空撮 | 年300〜600万円 | | 法人就職(業務担当) | 年400〜600万円 |

一等保有者のキャリアパス

| パス | 想定年収 | |---|---| | プロパイロット(フリーランス) | 年600〜1,500万円 | | ドローン物流オペレーター | 年500〜1,000万円 | | インフラ点検プロ | 年600〜1,200万円 | | 自治体・公共工事案件 | 年500〜800万円 | | ドローン事業者の管理職 | 年700〜1,500万円 |

一等保有者は、レベル4飛行に対応できるため希少価値が高く、案件単価が二等の2〜3倍になるケースが多いです。投資した費用は半年〜1年で回収可能です。

業界動向:一等資格の市場価値が急上昇している理由

2025年12月の制度変更以降、一等資格の市場価値が急速に高まっています。

理由1:民間資格の優遇措置廃止

2025年12月18日付で、民間資格を活用した飛行許可申請の優遇措置が廃止されました。これにより、業務利用では二等以上の国家資格が事実上必須となり、一等保有者の希少性がさらに高まっています。

理由2:レベル4飛行の本格運用拡大

これまで実証実験段階が中心だったレベル4飛行が、2026年以降は本格運用フェーズに入ります。物流・インフラ点検・災害対応の各分野で、一等資格保有者の需要が急速に拡大すると予測されています。

理由3:自治体案件の増加

防災・インフラ整備にドローンを活用する自治体が増えており、入札条件として一等資格が指定されるケースが増えています。

理由4:保険会社の優遇

国家資格保有者、特に一等保有者は、ドローン保険の保険料が割引されるケースがあります。業務利用では保険加入が必須に近いため、長期的なコスト削減につながります。

どちらを選ぶべきか:判断基準フローチャート

ご自身の状況に合わせて、以下のフローチャートで判断してください。

Q1:ドローンを業務で使いますか?

  • NO(趣味のみ) → 民間資格(FREEBIRD等)で十分
  • YES → Q2へ

Q2:有人地帯上空での飛行が必要ですか?(物流・点検・都市部空撮)

  • YES → 一等取得を強く推奨
  • NO(無人地帯または立入管理エリア中心) → Q3へ

Q3:自治体案件・大規模法人案件を狙いますか?

  • YES → 一等取得を推奨
  • NO(中小案件中心) → 二等で十分

Q4:予算と時間に余裕がありますか?

  • YES → 一等を直接取得(業務拡大の選択肢が広がる)
  • NO → 二等から始めて、業務拡大に応じて一等へステップアップ

経験者ルートでステップアップする方法

「最初は二等を取り、業務拡大に応じて一等にステップアップ」というルートが、費用対効果の面で最も推奨されます。

ステップ1:民間資格(任意)

未経験者なら、FREEBIRD認定操縦士コース(約20万円・2日)で基礎を習得。

ステップ2:二等国家資格(経験者コース)

民間資格保有者なら経験者コースで約10万円・1.5〜2日で二等取得。

ステップ3:実務経験を積む(半年〜1年)

二等資格で実際の業務を行い、操縦経験を蓄積。

ステップ4:一等国家資格(経験者コース)

二等保有者として、一等経験者コース(約50万円・5〜7日)で一等を取得。

このルートなら、合計約80万円・1〜2年かけて一等まで到達できます。最初から一等を直接取得すると約100万円・10日以上が必要なため、ステップアップの方が費用は安く、操縦経験も着実に積めます。

よくある質問

Q. 二等を持っていなくても一等を直接取得できますか?

A. はい、可能です。一等は二等の上位資格として位置づけられており、二等を経由する必要はありません。ただし、一等は実技時間が長く費用も高いため、初学者は経験者コース対象となる民間資格や二等を経由した方が、結果的に安く・着実に取得できます。

Q. 一等を取れば自動的に二等もカバーされますか?

A. はい、一等資格は二等の範囲(レベル1〜3.5)も含めてカバーします。二等を別途取得する必要はありません。ただし、限定変更(夜間/目視外/25kg超)は別途取得が必要です。

Q. 一等と二等、どちらが業務で稼げますか?

A. 案件単価で見ると一等保有者の方が2〜3倍稼げる傾向があります。特にレベル4対応のプロパイロットは年収1,000万円以上のケースもあります。ただし、二等でも空撮・測量・点検の中小案件で十分な収入が得られるため、自分の業務規模に合わせて選びましょう。

Q. 一等の試験は本当にそんなに難しいですか?

A. 学科試験は二等より範囲が広く、実地試験は採点項目が約3倍細かいため、独学合格は極めて困難です。ただし、登録講習機関で十分な訓練を受けた後の合格率は75〜85%と決して低くありません。プロの指導が成功の鍵です。

Q. 一等資格があれば即座にレベル4飛行ができますか?

A. いいえ、一等資格に加えて第一種機体認証を受けた機体と運航ルール遵守の3要件すべてが必要です。資格だけではレベル4飛行はできません。

Q. 民間資格があれば一等取得時に有利ですか?

A. はい、登録講習機関で受講する際に「経験者扱い」となり、講習時間と受講料が大幅に短縮されます。ただし、2025年12月の制度変更で民間資格による申請優遇は廃止されたため、業務利用での実用面でのメリットは限定的です。

Q. 一等取得後、すぐにレベル4業務を始められますか?

A. 機体認証取得(第一種)が必要なため、機体準備に時間がかかります。第一種認証機体は限定的な機種のみ、認証取得手続きにも時間がかかるため、レベル4業務開始までには一等取得後さらに3〜6ヶ月程度の準備期間が必要です。

Q. 二等から一等へのステップアップに割引はありますか?

A. はい、二等保有者は一等経験者コースが利用でき、初学者向け一等コース(約100万円)に対し、経験者コースは約50〜60万円で取得可能です。実技時間も大幅に短縮されます。

Q. 一等保有者はどのくらい少ないですか?

A. 2026年4月時点で、一等資格保有者は全国で5,000〜8,000名程度と推定されています。ドローン業界全体で見ると非常に希少な資格です。これが一等保有者の市場価値が高い理由の1つです。

Q. 学科試験は一等と二等で同じ会場で受けられますか?

A. はい、ProMetric運営の全国200か所超のCBT会場で受験できます。一等と二等の違いは試験内容と受験料、試験時間で、会場は同じです。

Q. 一等の更新時に追加コストはありますか?

A. はい、一等は更新時に登録免許税3,000円が追加されます(二等は不要)。3年ごとの更新時に、更新申請手数料2,850円+身体検査5,200円〜+登録免許税3,000円の合計約11,050円〜が必要です。

Q. 法人で従業員に一等を取らせる費用感は?

A. 個人受講で1名あたり約100万円ですが、法人受講で団体割引(10〜30%)と人材開発支援助成金(20〜60%還付)を活用すれば、実費は1名あたり40〜60万円程度に抑えられます。3〜5名以上の団体受講で大幅な費用削減が可能です。

Q. 一等資格保有者の年齢層は?

A. 30〜50代が中心です。建設業・映像制作・自治体職員などのキャリア層が多く、若年層(20代)はこれから増えていく傾向です。年齢の上限はないため、シニア層(60〜70代)の取得事例もあります。

Q. 一等資格を持っていても、実際の運用で躓くポイントは?

A. 主な躓きポイントは、(1) 第一種機体認証取得の手続きが複雑、(2) 運航マニュアル作成の専門知識が必要、(3) リスク評価書の作成、です。一等保有後も、これらの実務支援を提供するスクール・行政書士との連携が重要です。

Q. 取得後のサポート体制で重要なポイントは?

A. (1) 法令変更情報の継続提供、(2) 機材選びアドバイス、(3) 業務獲得・案件紹介、(4) 機体認証取得支援、(5) 運航マニュアル作成支援、の5点が重要です。DSLでは卒業生向けにこれらすべてのサポートを継続提供しています。

まとめ:3つのチェックポイントで決める

  1. 業務目的の有人地帯飛行有無

    • 必要 → 一等
    • 不要 → 二等
  2. 予算と業務拡大計画

    • 短期(1年以内)の業務開始 → 二等から
    • 長期(3年以上)の本格事業 → 一等を視野に
  3. キャリア展望

    • 副業・小規模業務 → 二等
    • フリーランス・大規模事業 → 一等

二等は業務利用の入口、一等はプロ仕様。受講前に「どんな飛行をしたいのか」を明確にすれば選択を間違えません。詳細は 二等国家資格コース または 一等国家資格コース のページをご覧ください。

DSLドローンスクールでは、20年のドローン操縦士育成実績を活かし、横浜校・千葉流山校で二等・一等の両コースを提供しています。経験者向けのステップアップコースも豊富に用意していますので、お気軽に無料相談フォームからお問い合わせください。検定審査員が、あなたの目的に最適なルートをご提案します。

補足:一等取得後の機体認証について

一等資格を取得しても、レベル4飛行を実施するには第一種機体認証を受けた機体が必要です。2026年4月時点で第一種認証を取得している機体は限定的で、主にDJI Matrice 30シリーズ、Yamaha FAZER R G2など、業務用の上位機体が中心です。

機体認証取得には申請から認証取得まで3〜6ヶ月程度の期間がかかり、費用も100〜500万円規模になることが多いため、一等資格と組み合わせた本格運用には相応の事業計画が必要です。一等資格取得を検討する際は、機体認証も含めた総合計画を立てることを推奨します。

一等・二等取得後の機材選び

資格取得後の業務利用には、適切な機材選びが重要です。資格レベルに応じた推奨機材を整理します。

二等保有者向けの機材

二等保有者の業務範囲はカテゴリーIIまでのため、以下の機材が標準的です。

エントリーレベル(撮影・不動産向け)

  • DJI Mini 4 Pro:軽量で持ち運びやすく、不動産物件撮影や観光プロモーションに最適。本体価格約15万円から。
  • DJI Air 3:4Kデュアルカメラで写真・動画両対応。中規模空撮業務に向く。約25万円。

ミドルレンジ(プロ撮影・点検向け)

  • DJI Mavic 3 Classic:4/3型Hasselbladカメラ搭載のプロ撮影機。約30万円。
  • DJI Mavic 3 Enterprise:RTK対応、サーマルオプションあり。約77万円。

測量向け

  • DJI Phantom 4 RTK V2.0:RTK搭載で1cm測位精度。建設測量の標準機。約65万円。

一等保有者向けの機材

一等保有者はカテゴリーIIIまで対応するため、より高性能な機材が求められます。

プロ業務機(点検・物流向け)

  • DJI Matrice 350 RTK:最大55分飛行・6方向障害物検知・防塵防水IP55。約180万円。
  • DJI Matrice 4E:軽量化されたエンタープライズ機。約120万円。
  • 第一種機体認証対応機:レベル4飛行に対応した認証機種。

特殊用途機

  • DJI Mavic 3 Thermal:サーマルカメラ搭載で点検業務に。約88万円。
  • Yamaha FAZER R G2:農業・物流用大型ドローン。第一種認証対応。

機材費用の目安と費用対効果

| 業務領域 | 推奨機材 | 機材費目安 | 1年以内回収可能か | |---|---|---|---| | 不動産・観光空撮 | Mini 4 Pro / Air 3 | 15〜25万円 | 副業でも1年以内回収可能 | | 建設測量 | Phantom 4 RTK V2.0 | 65万円〜 | 業務利用で半年以内回収 | | プロ撮影 | Mavic 3 Classic | 30〜80万円 | フリーランスで1年以内 | | インフラ点検 | Matrice 350 RTK | 180万円〜 | 法人案件で1年以内 | | 物流・配送 | 第一種認証機体 | 200〜500万円 | 大規模事業で2〜3年 |

機材投資は「今の案件」ではなく「次の案件」を想定して選ぶことが重要です。中途半端なグレードは結局買い直しになるケースが多いため、業務拡大の見込みも含めて選定してください。

学科試験対策のポイント比較

一等と二等で学科試験対策のアプローチが異なります。それぞれの試験対策の要点を解説します。

二等学科試験の対策

二等学科は50問・30分・80%以上で合格。基本的な知識を網羅的に問われます。

重点学習分野

  1. 航空法の基礎条文(特定飛行の9区分)
  2. 機体登録制度(DIPS2.0)
  3. 安全運航管理(基本的なリスク評価)
  4. 気象の基礎(風・気圧・気温の影響)
  5. ホバリング・8の字飛行の理論

学習時間目安

  • 登録講習機関受講者:20〜30時間
  • 独学:50〜80時間

頻出問題のサンプル

「人口集中地区(DID)の上空を100g以上のドローンで飛行させる場合、必要な手続きは?」

  1. 機体登録のみ
  2. 機体登録+特定飛行の許可申請
  3. 特定飛行の許可申請のみ
  4. 不要

正解:2。DID上空は特定飛行に該当し、機体登録(100g以上の機体に必須)と特定飛行の許可申請の両方が必要です。

一等学科試験の対策

一等学科は70問・75分・80%以上で合格。二等の範囲に加え、レベル4飛行特有の高度な知識が問われます。

重点学習分野(二等に追加)

  1. レベル4飛行の安全性確保(リスク評価フレームワーク)
  2. 運航計画策定(複雑シナリオ)
  3. 第一種機体認証の詳細
  4. SORA(Specific Operations Risk Assessment)的な思考
  5. 最新の制度動向・運用ガイドライン

学習時間目安

  • 登録講習機関受講者:50〜80時間
  • 独学:120〜200時間

頻出問題のサンプル

「第三者上空の目視外飛行(カテゴリーIII)を実施する際の運航上の必須要件は?」

  1. 一等資格のみ
  2. 一等資格+第一種機体認証
  3. 一等資格+第一種機体認証+運航ルール遵守
  4. 一等資格+飛行計画書

正解:3。レベル4飛行(カテゴリーIII相当)は3要件すべてが必要です。

受講中によくある困りごとと対処法

実際にDSLで受講した方々のリアルな声から、受講中によくある困りごとと対処法をまとめます。

困りごと1:学科の暗記が大変

対処法:登録講習機関の模擬問題を3〜5周繰り返すことで、頻出パターンが体に染み込みます。DSLでは200問以上の模擬問題を提供しており、合格基準(80%)に達するまで繰り返し解くことで合格率は95%を超えます。

困りごと2:実技でホバリングが安定しない

対処法:ホバリング基礎は「機体・操縦者・風」の3要素のバランスが重要です。最初の数時間は機体を動かしすぎず、機体特性を体で覚えることが先決です。DSLのインストラクターは1名につき最大2名の少人数制で、個別の癖まで指導します。

困りごと3:ATTIモード(GPS無効)での操縦が怖い

対処法:ATTIモードは国家資格の必須課目。最初は怖くても、徐々にできるようになります。オーバーライド方式(講師が補助操縦できる仕組み)で安全に練習できます。

困りごと4:実地試験のシミュレーションで緊張する

対処法:本番と同じ条件で何度もリハーサルすること。DSLでは修了審査の前に5〜10回のシミュレーション機会を提供し、本番でのプレッシャーを軽減します。

困りごと5:天候不順で実技が進まない

対処法:完全予約制のスクールなら日程振替が可能。DSLでは横浜校・流山校とも、雨天時の屋内練習場振替や日程変更に柔軟に対応しています。

卒業後の継続学習:プロパイロットになるために

資格取得は「ゴール」ではなく「スタート」です。卒業後の継続学習が、プロとして活躍するかどうかを決めます。

継続学習の3本柱

1. 飛行経験の蓄積

資格取得後、定期的にドローンを飛ばし続けることが最も重要です。月10時間以上の飛行を継続することで、操縦感覚が研ぎ澄まされます。DSL卒業生は500円/時間で練習場を利用できます。

2. 法令・規制のアップデート

ドローンの法令・規制は急速に変化します。2025年12月の制度変更、2026年予定の小型無人機等飛行禁止法改正など、業界動向を継続的にキャッチアップすることが必須です。

DSLでは卒業生向けに、月1回の法令アップデートメールを配信しています。

3. 機材・技術の最新動向

ドローンメーカーは年1〜2回新機種をリリースします。最新の機材性能・撮影技術・解析ソフトを継続的に学ぶことで、案件提案力が高まります。

プロパイロットとしてのキャリア戦略

副業フェーズ(資格取得〜半年)

  • 月5〜10件のテスト案件をこなす
  • ポートフォリオサイト構築
  • SNSで実績発信
  • 単価は安くても実績作りに集中

専業準備フェーズ(半年〜1年)

  • 月15〜20件の継続案件確保
  • 単価交渉・値上げ
  • 機材投資のステップアップ
  • 法人化・税務対策の検討

専業フェーズ(1年〜)

  • フリーランス独立または法人設立
  • 大型案件・自治体案件への挑戦
  • 一等資格取得(二等保有者の場合)
  • 後進育成・教育事業展開

業界の市場予測:今後5年で何が起こるか

ドローン業界の市場予測を踏まえると、一等・二等資格保有者の市場価値はさらに高まると見込まれます。

国内ドローン市場規模の推移予測

| 年 | 市場規模(推定) | 主な成長要因 | |---|---|---| | 2024年 | 約4,000億円 | 業務利用の本格化 | | 2025年 | 約5,500億円 | レベル4飛行解禁の波及 | | 2026年 | 約7,500億円 | 国家資格による業務効率化 | | 2028年 | 約1兆円超 | 物流・点検の本格運用 | | 2030年 | 約1.5兆円 | 都市部運用の一般化 |

業界別の成長予測

急成長分野

  • ドローン物流:年率30〜50%成長
  • インフラ点検:年率20〜30%成長
  • 災害対応:自治体予算の継続増加

安定成長分野

  • 空撮・映像制作:年率10〜15%成長
  • 測量・建設業:年率15〜20%成長

プロパイロットの需給バランス

2026年4月時点で、二等資格保有者は約3〜5万人、一等資格保有者は約5,000〜8,000人と推定されます。市場拡大に対して資格保有者が不足しており、特に一等保有者の希少性は今後さらに高まる見込みです。

一等保有者の活躍シーン:実例紹介

実例1:関東の空撮プロパイロット(30代男性)

二等保有後、業務拡大に伴い一等を取得。都心の高層ビル群を背景にしたCM撮影や、有人地帯のイベント空撮で活躍。年収は二等時代の約2倍に。

実例2:自治体の防災担当(40代男性)

一等資格と限定変更(夜間/目視外)を取得し、災害発生時の迅速な被害把握を実現。台風や地震の際に初動調査で活用。市民からの信頼度も高く、自治体内での評価も向上。

実例3:建設会社のドローン部門マネージャー(50代男性)

一等資格を取得し、社内のドローン事業部門を立ち上げ。橋梁点検・大規模測量の自社対応で年間数千万円のコスト削減を実現。社内では「ドローン部長」として認知。

実例4:物流ベンチャーの共同創業者(30代男性)

一等資格を活かして物流ドローンスタートアップを共同創業。過疎地域への医薬品配送実証を経て、本格運用に移行。事業価値は数十億円規模に成長。

一等・二等以外に取得を検討すべき限定変更

一等・二等資格に加え、限定変更(追加コース)を取得することで、業務範囲をさらに広げることができます。

| 限定変更 | 内容 | 費用目安 | |---|---|---| | 目視外飛行限定変更 | FPVや遠隔点検が可能に | 5〜8万円 | | 夜間飛行限定変更 | 日没後の飛行が可能に | 5〜8万円 | | 25kg以上機体限定変更 | 大型機(測量・運搬用)の操縦 | 5〜8万円 |

業務シーン別の推奨組み合わせ:

  • 建設業(測量):二等+目視外+25kg超
  • インフラ点検:二等または一等+目視外
  • 空撮(夜景):二等+夜間
  • 災害対応:一等+全限定変更

これらの限定変更を組み合わせることで、業務対応力が大きく向上します。

詳細は 限定変更コース のページをご確認ください。

一等取得を後悔しないために知っておくべきこと

一等資格は高額な投資のため、取得前に以下の点を必ず確認してください。

1. 第一種機体認証の現状

レベル4飛行を実施するには第一種機体認証を受けた機体が必要ですが、2026年4月時点で第一種認証を取得している機種は限定的です。主にDJI Matrice 30シリーズ、Yamaha FAZER R G2など業務用上位機が中心で、認証取得には数百万円規模の費用と数ヶ月の期間がかかります。

一等資格を取得しても、機体認証取得まで完了しないと実務でのレベル4飛行はできません。一等取得を検討する際は、機体認証取得計画も同時に立てる必要があります。

2. 運航マニュアル・リスク評価書の作成

レベル4飛行では運航マニュアルとリスク評価書の作成・遵守が必須です。これらの作成には専門知識が必要で、行政書士や運航管理コンサルタントへの依頼費用として10〜30万円程度がかかるケースもあります。

DSLでは卒業生向けに、これら書類作成のサポートを提供しています。

3. 業務獲得の見込み

一等取得には100万円規模の投資が必要なため、取得後に業務として収益化できる見込みがあるかを事前に確認することが重要です。

「資格を取ったが業務がない」というケースを防ぐため、取得前に以下を整理してください:

  • 自分が狙う業務領域(物流/点検/空撮など)
  • 想定クライアント・営業ルート
  • 競合プレイヤーの状況
  • 必要な機材・保険・運営体制

DSLでは取得前のキャリアカウンセリングを無料で提供しており、業務見通しの整理をサポートしています。

4. 継続学習の覚悟

一等資格保有者は最先端の業務領域で活躍するため、継続的な学習が不可欠です。法令変更、新機材、新サービスへの対応を継続できる方が、長期的に成功します。

「資格を取って終わり」というマインドだと、すぐに陳腐化してしまうのが一等資格の特徴です。

二等から一等にステップアップする最適なタイミング

二等保有者がいつ一等にステップアップすべきか、判断基準を整理します。

タイミング1:業務範囲を広げたいとき

二等で受注している業務に加えて、有人地帯上空の案件依頼が増えてきた場合、一等取得が次のステップです。

タイミング2:単価を上げたいとき

二等業務の単価では収益が頭打ちになった場合、一等保有者として希少価値で単価を上げる戦略が有効です。

タイミング3:法人化・事業拡大時

副業から本業化、フリーランスから法人化など、事業ステージを上げるタイミングで一等取得が信頼性向上に直結します。

タイミング4:自治体・公共工事案件を狙うとき

自治体入札案件は一等保有が条件になるケースが増えており、参入のために一等取得が必要となります。

タイミング5:レベル4飛行のニーズが顕在化したとき

具体的な物流・配送案件、有人地帯のインフラ点検案件が見えてきたら、一等取得の最適なタイミングです。

取得後の業界デビュー:最初の3ヶ月で何をすべきか

資格取得後の3ヶ月は、業務獲得の基盤作りで最も重要な期間です。

1ヶ月目:基盤整備

  • 機材導入(業務用ドローン・周辺機材)
  • ドローン保険加入
  • 機体登録(DIPS2.0)
  • ポートフォリオサイト作成
  • SNSアカウント開設

2ヶ月目:実績作り

  • クラウドソーシング(ランサーズ・クラウドワークス)で初案件獲得
  • 友人・知人ネットワークでテスト撮影
  • ポートフォリオ更新(5〜10作品)
  • SNSで実績発信

3ヶ月目:単価向上・営業強化

  • 単価交渉・値上げ
  • 業界団体加入(JUIDA、DPA等)
  • 直接営業(不動産会社・建設会社等)
  • 継続案件の確保

この流れを徹底することで、3ヶ月後には月10〜20万円の安定収入を得られるケースが多くなります。

業界向けの追加リソース

ドローン業界で活躍するための追加リソースを紹介します。

業界団体・コミュニティ

  • JUIDA(日本UAS産業振興協議会):産業利用全般の情報源
  • DPA(ドローン操縦士協会):操縦士のコミュニティ
  • JDA(日本ドローン協会):技能証明・教育機関
  • DroneTimes:業界最大級のメディア

学習リソース

  • 国土交通省 無人航空機操縦者技能証明ポータル:公式情報源
  • DIPS2.0:飛行許可・申請の公式システム
  • 教則本:『無人航空機の飛行の安全に関する教則』(国交省刊)
  • YouTubeチャンネル:プロパイロットの実践動画

機材レンタルサービス

機材投資に踏み切れない方向けに、機材レンタルサービスも活用できます。月単位・週単位でのレンタルが可能で、業務開始時の初期投資を抑えられます。

まとめ:3つのチェックポイントで決める

  1. 業務目的の有人地帯飛行有無

    • 必要 → 一等
    • 不要 → 二等
  2. 予算と業務拡大計画

    • 短期(1年以内)の業務開始 → 二等から
    • 長期(3年以上)の本格事業 → 一等を視野に
  3. キャリア展望

    • 副業・小規模業務 → 二等
    • フリーランス・大規模事業 → 一等

二等は業務利用の入口、一等はプロ仕様。受講前に「どんな飛行をしたいのか」を明確にすれば選択を間違えません。詳細は 二等国家資格コース または 一等国家資格コース のページをご覧ください。

DSLドローンスクールでは、20年のドローン操縦士育成実績を活かし、横浜校・千葉流山校で二等・一等の両コースを提供しています。経験者向けのステップアップコースも豊富に用意していますので、お気軽に無料相談フォームからお問い合わせください。検定審査員が、あなたの目的に最適なルートをご提案します。

受講前に知っておきたい補足情報

スクール選びで重視すべき5つの観点

二等・一等いずれを目指すにせよ、スクール選びの観点は同じです。

  1. 講師の質:検定審査員の有無、業務実績の有無
  2. 練習場の環境:完全屋外での実機訓練が可能か
  3. 少人数制の度合い:1名のインストラクターに対する受講生数
  4. 修了審査の合格率:実績を確認
  5. 卒業後のサポート:法令更新情報、案件紹介、機材選びアドバイス

これらの観点で複数のスクールを比較し、納得感のある選択を心がけてください。安すぎるスクールは設備・指導の質が低い場合があり、結果的に再受講や追加機材購入で総コストが膨らむことがあります。

試験当日の流れと準備

学科試験(CBT方式)は、ProMetric運営の全国会場で受験します。当日の流れは試験会場到着、受付・本人確認、試験説明、試験開始、結果通知の5ステップです。試験開始30分前には到着するようにし、本人確認書類(運転免許証等)を忘れないように準備しましょう。身体検査は書類提出が便利で、かかりつけ医に診断書を依頼し、所定の様式で提出します。

取得後の登録手続き

学科試験合格+登録講習機関修了後、国土交通省ポータルでの技能証明申請、修了証明書・身体検査書類の添付、申請手数料の支払いを経て、約1〜2ヶ月で技能証明書が届きます。

業務開始前の必須準備

技能証明書取得後、業務開始前には機体の機体登録(DIPS2.0)、ドローン保険加入(賠償責任保険・機体保険)、飛行マニュアル作成(業務利用の場合)、ポートフォリオ作成(営業のため)、これらすべてを整えて初めて業務として活動できます。

最後に:自分の選択に自信を持つために

一等と二等のどちらを選ぶか迷うのは当然のことです。費用、難易度、業務範囲、キャリアの広がりなど、検討すべき要素が多いためです。

迷ったときは、完璧な選択を目指さず(状況は変化するため後からステップアップ可能)、目的に集中する(スペックの差より自分の業務目的に合うかを重視)、小さく始める(投資額を抑えてスタートし需要を見ながら拡大)、継続学習を惜しまない(資格取得は始まり、市場の変化に対応し続けることが重要)、を意識してください。

DSLドローンスクールでは、無料相談で個別の状況に合わせた最適な選択をご提案しています。費用面、業務見通し、キャリアプランなど、何でもご相談ください。20年の操縦士育成実績を持つ検定審査員が、あなたの最適解を一緒に考えます。


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執筆: ドローンライセンススクール 記事編集部 (DSLドローンスクール 公式ブログ編集チーム)

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